ワンコの血液検査において、CRPという値を獣医師から説明することがあります。
これは炎症性反応性タンパクというもので、炎症があるかどうかの指標になります。
この値が高ければ炎症があるということになるのですが、ではどこに炎症があるかということになると、それを特定することは出来ません。
また腫瘍があることで、この値が高くなることがあります。
そのため、この値だけで治療を進めるのではなく、その他の検査データとワンコの状態を診ながら治療を考えていきます。
極端なことをいうとCRPが高い、だけどワンコはとても元気といった場合は、今後要注意ではあるけれど経過観察しましょうという説明をすることもあります。
いずれにしろ、検査が全てというわけではないということですね。
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